治療により改善した幾つかの症例
症例2
年齢43歳 女性
主訴(来院した患者さんの目的)
前歯がぐらぐらしている。
膿が出て口臭があり食べられない。
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診断
下顎左右欠損による咀嚼障害及び
咬合性外傷を伴う重度慢性辺縁性歯周炎
(明らかに低位咬合である )
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治療計画
1)緊急処置 モチベーション
2)治療に対する詳細な説明と同意を得て口腔衛生指導。
3)初期治療
イ)抜歯
ロ)抜髄,根管治療
ハ)歯周基本治療
特に質の高いルートデブライトメント、すなわち歯根面からの確実な感染源除去とセメント質の可及的保存及びオーバースケーリングに注意をした
ニ)咬合の安定のためのプルビジョナルデンチャー装着(残存歯の咬合負担軽減のため)
4)CMSによる顎口腔機能の検査
5)再評価
6)下顎左右臼歯部にインプラント埋入 上顎前歯インプラント埋入
7)上下プロビジョナルレストレーションによる咬合修正
CMSによる顎口腔機能の客観的評価(scan2,3,8,9,11,12,13)
8)咬合採得(TENSによる-scan5)
9)最終補綴
10)メインテナンス
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前歯の二本を抜いて仮歯を装着し、下顎(したあご)の欠損部位に義歯を装着
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上の欠損部にインプラント(人口歯根)を埋入した状態
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下の欠損部にインプラント(人口歯根)を埋入した状態
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人口歯根の上に仮歯を装着
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主訴
前歯がぐらぐらしている。
膿が出て口臭があり食べられない等が改善された口腔内の写真
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