治療により改善した幾つかの症例
症例3
42歳 男性の症例 主訴(来院した患者さんの目的)
歯の詰め物が取れ、全体的に良く咬めない。
(1)
表面観
所見
歯ぎしり、食いしばりで歯牙が咬耗(歯がすり減ってくる)為、上下の高さが低くなる。
(低位咬合)
その為下顎が後方に行き、たまに顎が痛くなったり音がしたり口が開かなかったり耳が聞こえずらくなったり耳鳴りがなったりすることがある。
(2)
咬合面観(上顎)
(3)
咬合面観(下顎)
歯がかなりすり減っているのが見られる。
(4)
治療中
オーソシスを装着時
下の前歯が見えるようになりました。
オーソシスを装着してから顎の痛みや開口障害はなくなり肩こりなども改善してきている。
(5)
診査診断
低位咬合(噛み合わせ、歯ぎしりなどにより歯がすり減って下顎が後方移動する)
治療計画
1症例2症例と同様にオーソシスを装着して治療していきます。
(6)
筋電図(筋肉の緊張度を調べる)
(7)
あらゆる症状は様々なストレスや強い思い込みなどにより
筋肉が緊張して顎位がずれて結果的に、咬合が異常咬合になることがある。
そのため筋肉の緊張度を解すことだけで症状が緩和することがる。
でもそれは一時的に緊張度を解したため正しい噛み合わせになったので、その位置を維持するように処置をしなければならない。
その為筋電図などで緊張度を調べる必要がある。
(マイオモニターなど)
(8)
(9)
治療終了後
主訴(来院した患者さんの目的)歯の詰め物が取れ、全体的に良く咬めない。状態が改善した口腔内の写真